武蔵野市・吉祥寺・三鷹の歯科『宮原歯科医院』

糖尿病の方は歯周病になりやすいということは以前から知られていました。血糖値が高い状態が慢性化すると血流が悪くなり、炎症が治りにくく免疫力が低下し感染症が悪化します。歯周病も感染症なので当然悪化します。

逆に、歯周病が糖尿病を悪化させるということが最近わかってきました。歯肉から入り込んだ炎症性物質が、まわりまわってインスリンの働きを低下させ血糖値を上昇させるというのです。

このように、一方が発症するともう一方のリスクが高まり、片方が悪化するともう片方も悪化のリスクが高まるという悪循環が起こります。その悪循環を断つためには定期的に通院することが大切です。

持病で糖尿病をお持ちの方は、ぜひ歯科医院でのメンテナンスを受けることお勧めします。