歯ぎしりの対策
ブラキシズムの原因は残念ながらわかっていません。しかし、どんな時にブラキシズムが起きるかはわかっています。実は眠りが浅くなると起きるようです。眠りは浅いもの(レム睡眠)と深いもの(ノンレム睡眠)が繰り返し起こります。この繰り返しが頻繁に起こると浅い眠りも数多く起こり、結果ブラキシズムも多くなります。
ですから対応策としては、ぐっすり眠って浅い眠りと深い眠りがゆっくり繰り返されるようにすることが重要です。ゆっくり繰り返されると浅い眠りも少なくなりブラキシズムも減ります。
では、ぐっすり眠るためにはどうしたらよいでしょう。第一に適度な運動で体を疲れさせること、また寝酒やタバコは睡眠には悪影響を及ぼしますからひかえましょう。
もう1つ有効な対策は、就寝時にマウスピース(スプリント)を装着し、ブラキシズムによって発生する力を分散させ歯を守る方法です。これは歯科医院で作成できますのでご相談ください。