歯ぎしりしてませんか?

就寝中にギシギシ音を立てる「歯ぎしり」、音を立てずに強く歯をかむ「噛みしめ」、これらを総称してブラキシズムと呼んでいます。

ブラキシズムには睡眠時と覚醒時の2種類があります。ブラキシズムによって過剰な力が習慣的に加わると、歯・歯肉・顎関節・咀嚼筋などに負担がかかり、お口の健康を害するトラブルが起こりやすくなります。とはいっても、ブラキシズムを自覚している人は少ないです。次にあげる項目に当てはまる人はブラキシズムをしている可能性が大きいです。

1)家族に歯ぎしりを指摘されたことがある。

2)起床時顎が疲れている。

3)歯がよく欠ける。治療した詰め物がよくとれる。

4)冷たいものがよくしみる。

5)舌や頬の粘膜に歯の圧痕がある。

6)歯肉に骨隆起がある。

心当たりはありますか。2項目以上当てはまるようでしたらブラキシズムの可能性があります。

次回、対応策をお話しします。