歯磨き粉の虫歯予防力がアップしています
今までは、歯磨き粉に含まれるフッ素の濃度は1000ppmF以下でしたが、2017年3月から国際基準にのっとった1500ppmF以下が認められるようになりました。
歯磨き粉に含まれるフッ素には3つの効果があります。
1)歯の再石灰化を促進し、初期虫歯を修復してくれます。
2)もともとの歯の結晶よりも丈夫な硬い結晶になるので、虫歯になりにくい丈夫な歯になります。
3)抗菌作用があるので、虫歯菌の活動を抑えます。
以上のような効果がありますので、次に歯磨き粉を買うときは、虫歯予防のために高濃度フッ素含有の歯磨き粉にしてみましょう。
ただし、歯の形成期である6歳未満のお子さんには、副作用として永久歯に白斑が出る場合があります。6歳未満のお子さんには従来の1000ppmF以下の歯磨き粉を使ってください。