入れ歯の着脱を練習しましょう。
新しく作った入れ歯は着脱（入れ歯の出し入れ）に慣れが必要です。慣れてくれば目を閉じても着脱できるようになりますが、慣れるまでは、鏡を見ながら練習しましょう。
はめるコツ
１）まず、上顎の入れ歯か、下顎のものか確認しましょう。
２）欠損部位（歯のない場所）に入れ歯の歯を合わせます。
３）クラスプ（金属のバネ）を指の腹で押さえて装着します。この時クラスプの左右、前後同時にはまる場合もありますが、入れ歯によっては右のクラスプからはめる場合や前のクラスプからはめるほうが装着しやすいなど、入れ歯の癖があります。その癖になれると装着が楽になります。
外すコツ
１）左右同時にクラスプに指の爪を当てます。（片側にしか入れ歯がない場合にはより前にあるクラスプに爪を当てます）
２）一気に外してはいけません。下顎の場合は親指の爪で徐々に持ち上げていきます。上顎の場合は人差し指の爪で徐々におろしていきます。左右や前後徐々に外すのがコツです。
さあ、練習してみましょう。
難しかったらかかりつけ歯科医院でアドバイスしてもらいましょう。
