新しい入れ歯も調整が必要

新しい入れ歯を作っても、痛みもなく何でも噛めるようになるまでには、複数回の調整が必要です。

まず、粘膜面(歯肉に当たっている面)がぴったり合っていないと、食事中に痛みを感じることがあります。今日はよくても明日になると痛くなったり、野菜類は痛くないのに肉類は痛いなど、使っていくうちにいろいろな症状が出てきます。早い時期に(1~2週間)調整をするとより自分のお口に合った入れ歯になります。

また、食事していると外れてしまったり、ガタついてうまく噛めなかったり、食事していないときは問題ないのに食事をすると調子が悪いなどの症状があるときは、噛み合わせの調整が必要です。

いろいろ問題があるのに、我慢して使っていると慣れてしまう事もあります。しかしこれはよくありません。口腔粘膜やあごの骨、顎関節など少しずつ歪んできます。

新しい入れ歯でなくても、少しでもおかしいな、使いずらいなと思ったら調整をしてもらいましょう。これが入れ歯を長持ちさせるコツです。